現在、東京学芸大学大学史資料室では、常設展示「東京学芸大学のあゆみ 大学での学びと学生生活」を開催中です。
東京学芸大学は、1949年の「国立学校設置法」により、東京都内の師範学校をもとに新制大学として成立しました。大学成立当初の組織は、旧師範学校所在地に置かれた分校・分教場の集合体でしたが、これらは順次廃止・統合され、最終的に1964年の小金井への統合をもって、現在のキャンパスの原型が形作られました。
今回の展示では、大学の小金井統合前後の1960年代から70年代にかけての時期を中心に、大学において何が学ばれ、学生たちはどのような生活を送っていたのか、カリキュラムの変遷や、学生生活や授業、大学行事の様子などについて、当時の写真や資料から紐解いていきます。展示資料は、『東京学芸大学カリキュラム』、学寮・サークルなどの文集、開学祭・小金井祭のプログラムのほか、1960年代の授業風景や行事の様子の写真など、多岐に亘ります。また、2011年に惜しまれつつ閉店した喫茶「茶夢」の看板やメニューなども特別に展示いたします。
ぜひご来室ください!
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